キーボードのおすすめ

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キーボード沼に数ヶ月間浸かって、興味あるものはある程度触り、自分の手元にあるものでそれなりに満足しているのでおすすめを紹介したい。

2 行まとめ

  • ホットスワップ対応の既製品を買ってキースイッチをいろいろ試すだけでも楽しいと思う
  • 一体型なら Keychron K8 Pro、Epomaker TH80。分離型なら Choco60 rev.2 がおすすめ

一体型(非分離型)

Keychron

Keychron の魅力はクオリティの高いメカニカルキーボードを安く手軽に買えるところ。実は自作キーボードって材料を揃えると HHKB などの市販の高級キーボードよりも全然高価になるケースも多いけれど、Keychron の場合は 15000 円くらいでホットスワップ可能なキーボードの完成品が買える。ホットスワップ可能な製品では市販品では使われないようなキースイッチに入れ替えて打鍵感の違いを楽しむことができる。

Keychron K8 Pro QMK/VIA ワイヤレス メカニカル キーボード(US ANSI 配列) – Keychron Japan

EpoMaker

中華系のキーボードメーカーで、僕はこのメーカーの TH80 Kit というキーボードを愛用している。EpoMaker は既製品も売っているけど基本的にはキーキャップとキースイッチは別売りのベアボーンキットが主流だと思う。Keychron よりも安価で一部の商品の日本の Amazon でも買うことができる。アリス配列を採用した EPOMAKER Feker Alice も良さそう。

EPOMAKER TH80 Pro Kit – epomaker

分離型

Choco60 rev.2

Choco60 は HHKB を半分に分割したような形状で分離型の中では親しみやすいキーボード。HHKB 系の分割キーボードキットはいくつかありますが、入門向けの制作難易度と見た目の可愛さが Choco60 のおすすめポイント。

Choco60 rev.2

Keyball

ここ数ヶ月ずっと品薄な状態が続いているのが Keyball で、トラックボール一体型の珍しいキーボード。キー数別に3種類のバリエーションがあって Keyball39、Keyball44、Keyball61 から選ぶことができる。制作難易度はちょっと高いので初めての自作キーボードでは避けた方が良いかもしれない。
そして Keyball を含む多くの分離型の自作キーボードはキー配列が縦ズレしているカラムスタッガードを採用しているので、慣れるまで数週間はタッチタイピングが出来なくなる。そういう移行ストレスを避けたい場合 Choco60 などの既製品に近い商品を選ぶといいと思う。

Keyball44 – Shirogane Lab

キースイッチのおすすめ

キースイッチは本当にたくさん種類があって、好みは千差万別なんだけど個人的に好きな二つを紹介する。

KTT wine red

非常に安価で質の高いリニアのキースイッチだと思っていて、音と底打ちの感覚が好み。Cherry や Gateron の赤軸よりちょっと軽いはず。購入方法が AliExpress とかになるので少しハードルが高い。

ktt ワインレッド v2/レッドワイン v2 リニアスイッチスイッチ (メカニカルまたはゲーミングキーボード用) リニア| | - AliExpress

Yushakobo Fairy Silent Linear Switch

Kailh Midnight Silent V2 Switch / Linear という人気の静音リニアのキースイッチを遊舎工房さんがカスタムして少し軽くしたモデル。静音リニアに興味があったら一度試してほしい。

Yushakobo Fairy Silent Linear Switch

おわり

僕は MacBook についてる"ペタペタのキーボード"や Magic Keyboard も好きなタイプだったので、キーボードにこだわりがない人も気分転換がしたいなって時には紹介したキーボードやスイッチを試してみて欲しい。
今回紹介出来なかったもっと高価なキーボードもたくさんあるのだけど、質感を上げるためや打鍵音にこだわるためにケースが重い製品が多く、重いキーボードは個人的には取り回しが悪さから使わなくなることが多いので、キーボードを購入する際は重さにも注意すると良いと思います。