グッド・ウィル・ハンティング観た

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最近たまたま話した人が映画好きで「グッド・ウィル・ハンティング」をおすすめしてくれたので観た。「グッド・ウィル・ハンティング」は 1998 年公開の映画で当時新人のマット・デイモンが主演/脚本を担当し、アカデミー賞脚本賞を受賞したことで有名な作品。

天才的な頭脳を持ちながらも幼い頃に負ったトラウマから逃れられない一人の青年と、最愛の妻に先立たれて失意に喘ぐ心理学者との心の交流を描いたヒューマンドラマである。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち - Wikipedia

Good Will Hunting
研究室を訪れるシーン

天才数学者が主人公の映画は軍事に関わって消耗するストーリーが多いけれど、この映画は数学の才能を使って問題を解決するわけではなくあくまでヒューマンドラマなので安心して観れる。
自分が驚いたのは、この映画が「ゴーン・ガール」などで有名なベン・アフレックとともに制作され、弟のケイシー・アフレックもつるんでいた友達の一味として出演していたことだ。このメンバーで思い出すのは「マンチェスター・バイ・ザ・シー」だろう。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は 2016 年のアカデミー賞で主演男優賞、脚本賞などを受賞した作品だ。グッド・ウィル・ハンティングみたいな金曜ロードショーで放映されるタイプの作品ではないが、映画が好きな人におすすめしたい。つらい過去を持つ主人公が兄の死をきっかけに地元に戻り、生まれた街で生活をする中で目を逸らしていた過去と向き合う感情の機微を繊細に描かれた作品だ。
登場人物はイギリスの田舎町に住む普通の人たちとして描かれているので、すごく性格の良い気持ちのいいやつもいないし、みんな絶妙に自己中心的でイラッとするけどそれぞれの抱えているものを会話の沈黙の間隔とかを通して伝えてくる不思議な魅力がある作品なのでこちらも合わせて観て欲しい。

マンチェスター・バイ・ザ・シー
兄の葬儀のシーン